開業時にホームページは必要?
GoogleマップやSNSだけでは伝えきれないこと

「Googleマップにはすでに登録した。Instagramも始めている。それでもホームページは必要なの?」と感じている方も多いと思います。このページでは、GoogleマップやSNSとホームページの役割の違いを整理しながら、開業初期の小さなお店にとって「ちゃんとある状態」とはどういう状態かをお伝えします。

読了時間:約6分

1. 開業時にホームページは本当に必要なのか

「ホームページがなくても営業はできる」は正しいです。実際、ホームページを持たずに、口コミや紹介だけで順調に運営されているお店もあります。

ただ、「ホームページを持っていないことで起きること」に気づかずにいる場合があります。

Googleマップで見つけてもらえた。Instagramのプロフィールも見てもらった。でも「詳しく確認してみよう」と思ったとき、情報が一か所にまとまっている場所がない——このとき、お客様はどうするでしょうか。

多くの場合、「問い合わせるほどのことでもないかな」と感じて、次のお店を探します。ホームページの有無は、「見つけてもらえるか」ではなく、「見つけた後に選んでもらえるか」に関わっています。

2. Googleマップは「見つけてもらう」ために強い

Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)は、地域のお店を探している方に見つけてもらうための、非常に強いツールです。

「ネイルサロン 渋谷」「整体院 近く」のような検索で地図上に表示され、営業時間・電話番号・口コミをすぐに確認できます。「今日行ける?」「場所はどこ?」という疑問に素早く答えられる点では、ホームページより即効性がある場面があります。

Googleマップは、お店を"発見"してもらう場所として優れています。開業後にまずGoogleマップに登録するのは、正しい判断です。

3. ただし、Googleマップだけでは伝えきれない情報がある

Googleマップで見つけてもらえたとしても、そこから先の情報には限界があります。以下のような情報は、Googleマップだけでは伝わりにくい部分です。

  • 施術・サービスの流れや所要時間の詳細
  • メニュー・料金の細かな内訳と特徴
  • 「どんな想いで開業したか」というお店のスタンス
  • 初めての方によくある疑問とその答え
  • 複数サービスの比較や選び方の目安

これらは「申し込む前に確認しておきたい」情報です。Googleマップの口コミ欄や写真投稿でカバーしようとしても、お客様が探しにくく、伝えにくい構造になっています。

「見つけた → 少し気になった → もっと詳しく知りたい → ウェブサイトがない → 確認できない → 問い合わせをためらう」

この流れで、問い合わせや来店の前に離脱してしまう可能性があります。Googleマップは「見つけてもらう場所」、ホームページは「選ぶ前に安心して確認できる場所」——この役割の違いを理解すると、なぜ両方あった方がいいのかが見えてきます。

4. Instagramや公式LINEだけでは足りない場面

Instagramは写真・動画で日常を発信するSNSです。雰囲気を伝えたり、新メニューを紹介したりするには向いていますが、「体系的に情報を確認する」ための場所ではありません。

「料金はいくら?」「何時まで営業している?」「初めてなんだけど、どんな流れで進むの?」——こういった疑問への答えを探そうとすると、過去の投稿を遡ることになったり、プロフィール欄の文字数制限の中で伝えるのに苦労したりします。新しい投稿が続くと、以前の案内が埋まってしまうことも起きます。

公式LINEも同様です。問い合わせや予約のやりとりには便利ですが、LINE登録そのものにハードルを感じる方もいます。「詳細を確認してから登録するかどうか決めたい」というお客様に、登録が最初のステップになると、離脱につながることがあります。

Instagramで雰囲気を知ってもらう、Googleマップで場所を確認してもらう、そしてホームページで詳細を確認してもらう——それぞれの役割を分担することで、お客様の疑問をより自然な流れで解消できます。

5. 小さなお店のホームページに最低限載せたい情報

大きなサイトを作る必要はありません。以下の情報が一か所でわかりやすくまとまっていれば、「確認したい」と思ったお客様の疑問はほぼ解消されます。

  • サービス・メニューの種類と概要
  • 料金(またはおおよその料金感)
  • 営業時間・定休日
  • 場所・アクセス方法(地図があるとなおよい)
  • 問い合わせ・予約の方法
  • お店や店主の簡単な紹介

これだけあれば、「ここに聞いてみよう」と思ってもらえる受け皿が整います。写真がまだ少なくても、実績がなくても、今ある情報を整理するところから始めることができます。

6. 最初から大きなホームページを作る必要はない

「ホームページを作る」というと、複数ページで構成された本格的なウェブサイトを思い浮かべる方もいます。でも、開業初期の小さなお店に最初から必要なのは、情報を整理した「1ページ」です。

複数ページが必要になるのは、サービスの種類が増えてきたり、読み物コンテンツで継続的に発信していくタイミングです。最初から大きなサイトを作っても、管理の手間や費用が増えるだけで、お客様に届く情報の質はすぐには変わりません。

また、WordPressのようなCMSは、定期的にコンテンツを更新することを前提に設計されています。毎月・毎週更新する予定がない場合は、セキュリティ維持や管理の手間が負担になることもあります。

「1ページで必要な情報を整理する」ことが、多くの小規模事業者にとって現実的な第一歩です。

7. まずは1ページで「ちゃんとある状態」を整える

「ホームページを持つこと」を目的にするのではなく、「お客様が確認できる場所を作ること」が目的だと考えると、何をすべきかがシンプルになります。

Googleマップで見つけてもらう。Instagramで雰囲気を伝える。そして「もっと知りたい」と思ったお客様が詳細を確認できる場所としてホームページを用意する——それぞれが得意なことを担当する、という考え方です。

ホームページが「ちゃんとある状態」になれば、Googleマップの「ウェブサイト」欄を埋めることができます。Instagramのプロフィールからリンクを貼ることができます。口頭で「詳しくはホームページで」と案内できるようになります。

最初は小さく整える。それが「ちゃんとある状態へ」の第一歩です。

8. 和良屋の買い切り型ホームページ制作について

和良屋では、開業前・開業間もない小さなお店向けに、買い切り型のホームページ制作を行っています。

月額管理費はなく、制作費は一度きりです。完成したホームページのデータはすべてお客様の資産として納品します。公開後の更新方法・写真撮影・Googleマップ活用など、運用に必要なガイドも一緒にお渡ししています。

写真や実績がまだ少なくても大丈夫です。今ある情報を整理して、「ちゃんとある状態」から始めることができます。

Entryプランは29,800円から。月額管理費なしで、最初のホームページを整えたい方に向けた制作プランです。

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